ArrowRobotその2（共通テスト2021年第2日程情報関係基礎） 📖

2021年実施の共通テスト（第2日程）の「情報関係基礎」のプログラム問題のプログラムを実際につくってみました。その2は、この問題の設定を利用してゲームにしたものです。問題のプログラムは、ロボットの動きを「壁にぶつかる」「動き続ける」「止まったまま」という3つに分類するというもので、ゲーム的な要素はないのですが、それでは面白くないので、勝手にゲームにしてみました。矢印の向きに動くロボットを、矢印を操作して、できるだけ少ない移動回数でゴールまで導くというものです。矢印をクリックすると、その矢印の向きが反時計回りに90度回転します。ロボットが周囲の壁にぶつかると、失敗です。壁にぶつけることなく、ゴール（Ｇ）まで導きましょう。

プログラム: (→大)
全描画クリア。 px0=20。py0=76。 npx=8。npy=8。 mx=0。my=0。 lpx=48。lpy=48。 x=0。y=0。 spx=0。spy=0。 rpx=spx。rpy=spy。 rx=0。ry=0。 pa=0。muki=0。 cpx=0。cpy=0。 gpx=0。gpy=0。 arrow=0。moves=0。 Tairu=["　","→","↑","←","↓","Ｇ"] Panel=[[0,0,0,0,0,0,0,0], [0,0,0,0,0,0,0,0], [0,0,0,0,0,0,0,0], [0,0,0,0,0,0,0,0], [0,0,0,0,0,0,0,0], [0,0,0,0,0,0,0,0], [0,0,0,0,0,0,0,0], [0,0,0,0,0,0,0,0]] #----- パネルの生成 i=0。j=0。 iを0からnpx-1まで繰り返す 　　jを0からnpy-1まで繰り返す 　　　　arrow=（10の乱数） 　　　　もし、(arrow>4)ならば、arrow=0。 　　　　Panel[j][i]=arrow 　　ここまで。 ここまで。 Panel[0][0]=1 gpx=npx-4+（4の乱数） gpy=npy-4+（4の乱数） Panel[gpy][gpx]=5 stpflg=0。 画面初期化。 2秒待つ。 描画中キャンバスの「click」に「ゲーム実行」をDOMイベント追加。 ●ゲーム実行とは 　　描画中キャンバスの「click」から「ゲーム実行」をDOMイベント削除。 　　 　　描画中キャンバスをマウス押した時には 　　　　mx=マウスX。my=マウスY。 　　　　もし、（mx>px0）かつ（mx<px0+lpx*npx）かつ（my>py0）かつ（my<py0+lpy*npy）ならば、 　　　　　　cpx=INT((mx-px0)/lpx) 　　　　　　cpy=INT((my-py0)/lpy) 　　　　　　矢印処理。 　　　　ここまで。 　　ここまで。 　　 　　「アニメ処理」を画面更新時実行。 ここまで。 ●アニメ処理とは 　　（stpflg=0）の間 　　　　パネル表示。 　　　　枠表示。 　　　　ロボ表示。 　　　　0.4秒待つ。 　　　　ロボ移動。 　　　　情報表示。 　　　　0.3秒待つ。 　　　　moves=moves+1。 　　ここまで。 　　もし、(stpflg=0)ならば、 　　「アニメ処理」を画面更新時実行。 　　ここまで。 ここまで。 ●画面初期化とは 　　「#006666」に線色設定。「#006666」に塗り色設定。0に線太さ設定。 　　[0,0,640,480]へ四角描画。 　　「40px sans-serif」に描画フォント設定。 　　0に線太設定。灰色に線色設定。白色に塗色設定。 　　[37,48]へ「■ Arrow Robot ■」を文字描画。 　　「28px sans-serif」に描画フォント設定。 　　[461,328]へ「移動回数」を文字描画。 　　rx=500。ry=20。 　　ロボ表示。 　　パネル表示。 　　枠表示。 　　「16px sans-serif」に描画フォント設定。 　　[440,45]へ「ロボットを矢印でゴール」を文字描画。 　　[440,70]へ「まで導きましょう。」を文字描画。 　　[440,105]へ「矢印をクリックすると、」を文字描画。 　　[440,130]へ「反時計回りに90度回転し」を文字描画。 　　[440,155]へ「ます。」を文字描画。 　　[440,190]へ「ロボットは左上の黄色の」を文字描画。 　　[440,215]へ「枠からスタートします。」を文字描画。 　　[440,250]へ「この画面をクリックする」を文字描画。 　　[440,275]へ「と、ゲームスタートです。」を文字描画。 ここまで。 ●パネル表示とは 　　0に線太さ設定。「#aaaaaa」に線色設定。「#aaaaaa」に塗り色設定。 　　[px0-8,py0-8,lpx*npx+16,lpy*npy+16]へ四角描画。 　　i=0。j=0。 　　iを0からnpx-1まで繰り返す 　　　　jを0からnpy-1まで繰り返す 　　　　　　x=px0+i*lpx。 　　　　　　y=py0+j*lpy。 　　　　　　a=Panel[j][i] 　　　　　　aのパネル描画。 　　　　　　#0.05秒待つ。 　　　　ここまで。 　　ここまで。 ここまで。 ●ロボ移動とは 　　pa=Panel[rpy][rpx] 　　もし、(pa<>0)ならば、muki=pa。 　　もし、(muki=1)ならば、rpx=rpx+1。 　　もし、(muki=2)ならば、rpy=rpy-1。 　　もし、(muki=3)ならば、rpx=rpx-1。 　　もし、(muki=4)ならば、rpy=rpy+1。 　　もし、(muki=5)ならば、stpflg=1。 　　もし、(rpx<0)または(rpx>npx-1)または(rpy<0)または(rpy>npy-1)ならば、stpflg=2。 ここまで。 ●（aの）パネル描画とは 　　「#aaaaaa」に線色設定。「#3333ff」に塗り色設定。2に線太さ設定。 　　[x,y,lpx,lpy]へ四角描画。 　　「32px sans-serif」に描画フォント設定。 　　0に線太設定。灰色に線色設定。白色に塗色設定。 　　[x+8,y+36]へTairu[a]を文字描画。 ここまで。 ●枠表示とは 　　「#ffff00」に線色設定。2に線太さ設定。 　　swx=px0+lpx*spx。swy=py0+lpy*spy。 　　[swx,swy]から[swx+lpx,swy]まで線描画 　　[swx+lpx,swy]から[swx+lpx,swy+lpy]まで線描画 　　[swx+lpx,swy+lpy]から[swx,swy+lpy]まで線描画 　　[swx,swy+lpy]から[swx,swy]まで線描画 ここまで。 ●ロボ表示とは 　　「32px sans-serif」に描画フォント設定。 　　0に線太設定。灰色に線色設定。赤色に塗色設定。 　　rx=px0+lpx*rpx。ry=py0+lpy*rpy。 　　[rx+3,ry+36]へ「🤖」を文字描画。 ここまで。 ●矢印処理とは 　　arrow=Panel[cpy][cpx] 　　もし、(arrow>0)かつ(arrow<5)ならば、 　　　　arrow=arrow+1 　　　　もし、(arrow=5)ならば、arrow=1 　　　　Panel[cpy][cpx]=arrow 　　ここまで。 ここまで。 ●情報表示とは 　　回数はRIGHT(「00{moves}」,3) 　　「#006666」に線色設定。「#006666」に塗り色設定。0に線太さ設定。 　　[456,336,120,64]へ四角描画。 　　「60px sans-serif」に描画フォント設定。 　　0に線太設定。灰色に線色設定。白色に塗色設定。 　　[462,392]へ回数を文字描画。 　　もし、(stpflg>0)ならば、 　　　　もし、(stpflg=1)ならば、結果=「ゴーール！」。 　　　　もし、(stpflg=2)ならば、結果=「壁に衝突！」。 　　　　「40px sans-serif」に描画フォント設定。 　　　　0に線太設定。灰色に線色設定。黄色に塗色設定。 　　　　[432,450]へ結果を文字描画。 　　ここまで。 ここまで。